カタチにとらわれない卓球台。PARA PINGPONG TABLE パラ卓球選手は、だれよりも自由に卓球をする。不自由だからこそ辿り着いたプレースタイルで、どんな常識も打ち破っていく。そんな彼らの強さを、パラ卓球というスポーツの魅力を、多くの人に知ってほしい。そのような想いからこの卓球台は生まれました。これは、パラ卓球選手の個性を表現した特別な台です。インタビューやスケッチをもとに、彼らが見ている卓球の世界を再現しました。この台の前に立つだけで、選手ひとりひとりが挑んでいる卓球の難しさに出会えるはず。そして、気づくはず。越えられない壁なんてひとつもない、ということを。

  • YAGI MODEL コートが丸い卓球台 生まれつき手が短く、「手を伸ばす」という手段をもたない八木選手の卓球台は、ほとんどが届かないエリアになっている。
  • YAGI MODEL とにかく「走る」卓球 手が届かないなら、足で迎えにいけばいい。この卓球台では、なんども回り込んでは、返球し続けなければいけない。
  • YAGI MODEL フルセットを駆け抜けろ この卓球台の攻略法は、走ること。必要なのは、豊富なスタミナと足腰。シンプルだがパワフルな卓球が求められるだろう。
  • CHADA MODEL 奥行きが長い卓球台 立っている選手と同じ卓球台に挑む車イスの茶田選手は、手の届く範囲に限界がある。特に、ネット際のボールはかなり遠くになる。
  • CHADA MODEL ネット際をめぐる駆け引き 打ち込まれたら為す術がない。この卓球台では、常に警戒しなければいけないエリアを抱えながら、ラリーをすることになるだろう。
  • CHADA MODEL ラリーを意のままに操れ 自由に打たせないことが攻略のポイント。ネット際に打たれないコースはどこか。相手の目線で考えれば、きっとコースは見えてくる。

国際基準のクオリティ 卓球台の天板は、国際大会の公式台と同じ「レジュブルー」。限りなく水平な仕上がりになっており、どこにバウンドしても同じように弾む競技用仕様。

デザインに込めた意味 通常の卓球台と同じプロポーションの土台が、徐々にユニークな天板へと変化していく。「選手によって見えているカタチが違う」というコンセプトを感覚的に伝えるデザイン。

パラ卓球体験をすべての人に 子どもから、お年寄りまで。この卓球台の前に立つだけでパラ卓球選手の世界が体験できる。車椅子の方も利用できるように、土台部分はユニバーサルなデザインに切替可能。